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暮らしのガイド

大掃除の不用品、年内に出し切る逆算スケジュール

年末年始はごみ収集が6〜9日止まります。大掃除で出た不用品を年内に出し切るための逆算スケジュール、粗大ごみ申込が間に合う期限の考え方、電話が混む曜日・時間、間に合わなかったときの選択肢をまとめました。

自治体の公開情報を参照 更新確認:2026年8月English

粗大ごみ処分、まず何をする?

  1. 品目とサイズを確認 粗大ごみの基準は自治体ごとに異なります。
  2. 収集を申し込む 電話・ネットで予約し、手数料を確認します。
  3. 指定日に出す 手数料券を貼って指定場所へ出します。

年末年始、ごみは何日出せないのか

「年末年始は収集が休み」とは知っていても、何日空くかを把握している人は多くありません。当サイトが自治体公式カレンダーから取り込んでいる収集日データで、燃やすごみの最終収集日と年始の再開日を実際に数えると、こうなります。

自治体 収集エリア数 年内最終(燃やすごみ) 年始の再開 出せない日数
浜松市 595 2026年12月28日〜30日 2027年1月4日〜8日 6〜9日
広島市 1,137 2026年12月28日〜29日 2027年1月4日〜5日 6日
札幌市(前シーズン実績) 46 2025年12月29日〜30日 2026年1月5日〜6日 6日

エリアによって最終日も再開日も違うため、幅で示しています。浜松市のように再開が1月8日になるエリアがあると、生ごみを9日間ためることになります。

つまり大掃除の計画は「12月31日まで」ではなく、実質は12月28日前後が締切です。

「年末年始は必ず休み」ではない

もう一つ、あまり知られていないことがあります。年末も通常どおり収集する市があるのです。公式に毎年共通のルールとして休止期間を明記している市を並べると、こうなります。

自治体 収集を休む期間 年末(12月29〜31日)は?
福岡市 12月31日〜1月3日 12月30日までは通常の収集日どおり
相模原市 12月31日〜1月3日(原則) 12月30日までは通常どおり。祝日も収集
川崎市 1月1日〜3日(+日曜) 通常どおり収集(12月31日が日曜でなければ出せる)
堺市 1月1日〜3日 通常どおり収集と公式に明記(代替収集はなし)

川崎市・堺市は大晦日まで出せます(川崎市は12月31日が日曜に当たる年を除く。2026年の12月31日は木曜です)。「年末年始は休みだろう」と決めつけて12月中旬に慌てる必要はない市もある、ということです。

一方で **横浜市・名古屋市・千葉市・神戸市は「年末年始の収集日程は毎年別途お知らせします」**という運用で、日程が確定するのは11〜12月です。この4市にお住まいなら、11月に入ったら市の告知を確認してください。

逆算スケジュール

大掃除そのものより、処分の予約が先です。順番を逆にすると年を越します。

11月中:粗大ごみを申し込む

粗大ごみは申し込んでから収集日が決まる仕組みなので、申し込んだ日には出せません。しかも12月は申込が集中します。

やることは3つだけです。

  1. 家の中を歩いて、捨てる大物をリストにする(家具・寝具・自転車・カーペット・照明器具など)
  2. 自治体の粗大ごみ受付に申し込む(インターネットなら24時間受付の自治体が多い)
  3. 指定された手数料券(シール)を買っておく

この時点では掃除しなくて構いません。 収集枠を先に押さえるのが目的です。

12月上旬:家電・資源をさばく

  • テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは粗大ごみに出せません。家電リサイクル法の対象です(家電の処分方法
  • まだ使えるものは買取・フリマへ。年末は出品も配送も混むので、12月上旬までが実質の締切です
  • 古紙・古布は月1〜2回しか収集がない自治体もあります。回数の少ないものから片づけます

12月中旬:部屋ごとに掃除して仕分ける

ここでようやく掃除です。仕分けは**「捨てる/売る/残す」の3つだけ**にすると手が止まりません。迷ったものは1箱にまとめて年明けに判断すれば十分です。

12月下旬:普通ごみを消化する

最終収集日から逆算して、可燃・不燃・資源の最後の収集日に出し切ります。最終日は集積所が満杯になりやすいので、前の回に分散させると確実です。

大掃除で出るもの別・処分先の早見表

出てくるもの 処分先 注意
ソファ・タンス・ベッド・自転車 粗大ごみ(要申込) 11月中に申込。指定サイズ超は自治体により持込のみ
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン 家電リサイクル法(リサイクル券) 自治体では収集しない。販売店か指定引取場所へ
パソコン メーカー回収(PCリサイクル) 小型家電回収ボックスが使える自治体もある
電池・モバイルバッテリー 有害ごみ/拠点回収 発火事故の原因。可燃・不燃に混ぜない
スプレー缶・カセットボンベ 自治体指定の方法 使い切る/穴あけの要否は自治体で分かれる
蛍光灯・電球 有害ごみ/拠点回収 割らずに、購入時の箱か紙で包む
灯油・エンジンオイル 収集不可が多い 販売店・専門業者へ。流しに捨てない
衣類・布団 資源(古布)または粗大ごみ 布団は粗大ごみ扱いの自治体が多い
大量の紙・段ボール 資源(古紙) 収集が月1〜2回の自治体あり。早めに

区分の呼び方(有害ごみ/危険ごみ/燃やさないごみ)も、出し方も自治体で異なります。必ずお住まいの市区町村のページで確認してください。

粗大ごみの申込を1回で終わらせるコツ

電話がつながらずに何度もかけ直す、というのが年末のいちばんの時間ロスです。公式が公開している混雑情報を見ると、傾向がはっきりしています。

  • 月曜日・火曜日・祝日の翌日は電話が大変込み合う(横浜市が公式に案内)
  • 川口市は時間帯別の混雑状況を公開しており、月曜9〜11時が最も混雑、9:00〜10:30と16:00〜17:00も混みやすいとしています
  • インターネット・チャット・LINEは24時間受付の自治体が増えています(横浜市・中央区とも、電話が休みの年末年始もネットは受付)

電話受付そのものも年末年始は止まります。中央区は電話が12月28日午後7時まで、再開は1月4日午前8時からと案内しています。横浜市の電話受付は12月31日〜1月3日が休みです。

結論として、ネット申込が使えるなら平日昼の電話を待つ理由はありません。年末の申込は、電話よりネットのほうが確実です。

年内に間に合わなかったら

粗大ごみの収集枠が埋まっていた、掃除が12月下旬にずれ込んだ——そうなったときの選択肢は3つです。

  1. クリーンセンターへ自己搬入 … 車があれば当日処分できることが多く、料金も戸別収集より安い自治体があります。ただし年末は搬入も大混雑します(横浜市は自己搬入ヤードで1時間以上待つ可能性があると案内)
  2. 不用品回収業者に依頼 … 運び出しからやってくれるので、量が多いときや大物を階段で下ろせないときに向きます。料金は数千〜数万円で、必ず相見積もりを取ってください
  3. 年明けに出す … 急がないものは1月に回すのが結局いちばん安上がりです。ただし年始も申込が集中します

量が多くて自分では運べない場合は、 不用品回収業者の対応地域と料金を確認 → PR するのが早いです。

お住まいの自治体のルールを確認する

年末の最終収集日、年始の再開日、粗大ごみの申込先と手数料は、すべて市区町村ごとに違います。当サイトでは全国の自治体別に、品目ごとの分別区分と出し方を掲載しています。

一部の政令市ではごみ収集カレンダーも公開しているので、年末年始の最終収集日をそのまま確認できます。

よくある失敗

  • 掃除してから粗大ごみを申し込む … 順番が逆です。申込が先、掃除は後
  • 最終収集日に全部出そうとする … 集積所が満杯になり、置ききれません。前の回に分散させます
  • 家電4品目を粗大ごみに出そうとする … 収集されず、置きっぱなしのまま年を越します
  • 電池を燃えるごみに混ぜる … 収集車やごみ処理施設の火災原因になります。大掃除でいちばん多い危険な間違いです
  • 年末年始の空白を数えていない … 「31日まで出せる」と思って計画すると、実際は28日前後が締切です